
落語家は、ネタおろしをするときは、
小さな箱ですることが多いとよく耳にします。
活動弁士も、そうなのでしょうけど、2月10日は違いました。

大森くみこさんが初めて挑んだ
100年以上前に上映された最古の忠臣蔵(主演・尾上松之助)は
OSシネマズ神戸ハーバーランドのスクリーン6で上映されました。
スクリーン10まであるこのシネコンで
なんと3番目に席数の多いスクリーン。(171席)
今までどちらかと言えば避けてきた忠臣蔵だったそうですが、
この度、「身代わり忠臣蔵」(主演・ムロツヨシ)の
ロードショーが始まったことから、
そこに合わせて映画館側から依頼があって踏み切ったとのこと。
こちらにも書きましたが、
今回ほど活動弁士の必要性を感じた作品はこれまでなかったです。
映像だけ見せられたら、なんで、ここでこの展開?
と思うシーンがいくつも。
そして、これがよかった・・・流れ重視のピアノ伴奏。
ピアノの天宮遥さんのおかげで、
突然やってくる謎のコミカルシーンを
割り切って見ることが出来ました。
次回は6月14日同所で「キートンのカメラマン」を上映するそうです。
これも必見!?